~右耳を誰かのために~

アウトプットも兼ねて、要約筆記者が発信します。

日本財団ソーシャルイノベーションフォーラム2018 - Part② -

2018年9月。

日本財団ソーシャルイノベーションフォーラム2018@青山学院大学」に参加しました。

www.social-innovation.jp

 

このフォーラムは、日本社会が抱える課題に対して解決に向けて働きかけている国、企業、NPOなどの団体や研究機関が集い、議論し、皆で共有して実践につなげる場として開催されています。

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今年で3回目で、9月8日(土)~9月9日(日)の2日間開催されました。

昨年も参加したイベントです。

www.notetake.net

 

今回は大学の卒論みたいな長文の記事になってしまいました(´・ω・`)

内容を分割した、第2部を送りします。

 

 

 

ソーシャルイノベーションハイスクール ~U18がつくる日本の未来~

登壇者は岩本悠 地域・教育魅力化プラットフォーム共同代表(2016年日本財団ソーシャルイノベーター最優秀賞受賞)、今村久美 NPOカタリバ代表理事、宮城治男 NPO法人ETIC.代表理事、合田哲雄 文部科学省初等中等教育局財務課長、浅野大介 経済産業省商務サービスグループサービス政策課長兼教育産業室長の5名でした。

 

これは2008万人いる18歳以下の若者に対し、「社会は変えられる」と信じて自ら挑戦できるソーシャルユースを育てるために行われた取り組みです。

ここでは4組の高校生がプレゼンテーションをしました。

 

運動の力で福島に元気を!!

高校生の小関大稀さんは運動のイベントをとおして、地域の人々が交流できる明るいコミュニティを作りたいと活動しています。

2011年3月に発生した東日本大震災が発生して以降、地域の人々が全国各地に散ったことで周囲との繋がりが希薄になったと感じたそうです。

震災前の雰囲気を取り戻すため、得意な運動をとおしてイベントを企画したいそうです。 

 

社会を変えることに年齢は関係ない

高校生の大屋綾乃さんはアプリ製作や地元のPR動画制作に携わったり、海外留学も経験しています。

自分で取材を慣行し、自分でも取り組める食品廃棄問題の研究も行っています。

2016年のアプリ甲子園では、 写真整理用のiOSアプリ「Photton」をApple storeにリリースしたそうです。

 

異文化交流プロジェクト

高校生の岡本拓真さんと内田咲さんは地元に在住するモンゴル人との交流がテーマでした。

鳥取県で開催された合宿型ワークショップ「ソーシャルイノベーションハイスクール2018」に2人は参加し、最優秀賞のソシャガ賞に輝いたことで招待されました。

鳥取県湯梨浜町で行われているモンゴル交流事業に、お互いに学ぶためにモンゴル人の高校生に日本語教室を開講し、交流を深めるためにすもう教室を開きます。

観光客と移民の増加に繋げるための異文化交流を企画しています。

 

医師でなくても救える命

岡田紗季さんは高校在学中に「AEDi」プロジェクトを実行。 

AED(=自動体外式除細動器)の使用率が年間3.7%と低い現状から救える命を増やすため、AEDBOXにアラートを搭載した「AEDi」を導入しました。

AED本体にタブレットを設置して画面に地図を表示させ、119番通報により消防署から現場近くのAEDのアラートを鳴らし、使用率低迷の原因となっていた現場までの到着時間を短縮しました。

この方をネットで調べている中で、高校生向けにイベントを企画しているHPを見付けました。

 

<認定NPO法人カタリバ>

www.katariba.or.jp

 

<全国高校生マイプロジェクト>

myprojects.jp

 

私が感じた率直な問題 

今回発表した4人の学生に共通しているのは、社会と繋がるための選択肢に出会ったことがきっかけとなったことでした。

認定NPO法人カタリバによる「全国高校生マイプロジェクト」や日本財団による「ソーシャルイノベーションハイスクール」が学校教育の枠を超えるきっかけです。

 

4組の話には周囲の理解に対する疑問がありました。

  • 同世代で同じように社会に対して問題意識を持っている人が少なく、ノリが合わず意識高い系と思われる。
  • 受験に関係がなく学業におろそかになるということで応援に対してドライな学校がある。

 

日本の根本的な問題として、才能の発掘や既存の方法を壊す人材の教育が行われていないことが挙げられます。

イスラエルでは才能の発掘に国をあげて血眼になって取り組み、民間のリソースを最大限に活用しているそうです。

現在日本では学校以外で経験したことが評価される進学や記述試験のように、自分の頭で考えて表現する入試の導入に向けて、教育現場に意識の変化が起きているそうです。

一方で「受験に関係ない」とか「何の役に立つのか」など、大人がコミュニケーションをバサッと切ってしまうこともあります。

これは周囲の大人自身が子供の時に経験しなかったことによるもので、自分が知らないことに対してバッサリと言い切ってしまうことがあるそうです。

高校生の段階から将来何をしたいのかと考え続ける時代が到来している以上、応援できる大人がリスクを背負って手を差し伸べることが必要なのかなと思いました。

 

ただまあ多忙な先生にここまでの提案とリスクを背負うことを求めるのは別問題ですが。

 

 

<第1部:基調講演と分科会>

www.notetake.net

 

<第3部:ソーシャルイノベータープレゼンテーション>

www.notetake.net