~右耳を誰かのために~

アウトプットも兼ねて、要約筆記者が発信します。

日本のどこでも要約筆記。先ずは東京で活動できると思った。

2018年4月。

全国統一要約筆記者認定試験に合格後、東京都手話通訳等派遣センターと、あるやり取りをしていました。

www.notetake.net

もう公開していいかなーと思うので、つらつらと書いていきます。 

 

 

東京都登録要約筆記者研修の概要

認定試験の受験票と一緒に東京都から合格後の新人研修の案内が届きました。

www.tokyo-shuwacenter.or.jp

 

日時:3/22(木)、3/26(月)、3/29(木)

場所:都内某所

条件:3日間の新人研修出席後、東京都要約筆記者として登録

 

これを見た「いやいやいやいや!年度末の平日に3日間も休めないし!(笑)」と心が叫びました。

 

当時の私は気胸手術による入院&退院後に約2週間静養し、職場復帰したばかりでした。

私は経理で、会社は3月末決算。

4月からは得意先の契約更新作業で忙しくなり、超繁忙期突入前。

あとから考えると3月末まで体調不良ということで休めばこの研修に出席できたのでしょうが、その勇気は私にはありませんでした(*´Д`)

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そのためこういった内容で問い合わせました。

  1. 一般的には月~金に働いている人が多数を占める。新人研修参加の案内が統一試験前に通知されたが、年度末に休めない要約筆記志望者に対して将来的な不参加を前提とした案内であり、半永久的に活動できない。
  2. 大学と香川県内で約7年間の現場経験指導者経験があり、私は新人ではない。”新人”の対象者は誰か?

 

今考えるとかなり挑戦的なメールを送りました(笑)

 

 

壁が厚いなっていう感想と誠実な対応

合格者研修を実施する目的

何通かメールのやり取りをした後、東京都から正式文書として通知された内容です。

  1. 研修参加は東京都の派遣制度に対する基本的な背景、依頼と報告に関するルール、同期との学び合いのため。
  2. 平日開催の派遣依頼が多く、それに応えられる要約筆記者が求められている。
  3. 他県で活躍する要約筆記者であっても、東京都のルールを理解してもらうためには特別扱いは出来ず、研修参加必須。

 

都道府県ごとに報告や派遣費の精算ルールが異なり、需給バランスに合わせた要約筆記者を抱える必要があります。

東京都では平日の派遣依頼に合わせ、養成講座は平日開催です。

仮に香川県で養成講座を平日に開催すると、恐らく受講生が集まりません。

指導者も特定の人に偏ってしまい負担が偏在し、不平不満が増すでしょう。

地域による事情が異なるため同じ物差しで判断できません。

 

率直な感想と意見

連絡をいただいた当初は柔軟性がなく、やる気と実力のある担い手、特に若手の意欲を削ぐような回答だなと思いました。

しかし要約筆記は聴覚障害者の情報保障を行う行政サービスの1つである以上、一定の質を担保する必要があります。

上京当初はその考え方がありませんでしたが、いくつかの研修に参加して学んだことで、各都道府県単位で実施する研修への参加はある程度必要であると認識していました。

 

最終的には運営委員会に諮っていただき、上述した内容の文書が送付されました。

東京都の関係各位には非常にご面倒をおかけしたことを大変申し訳なく思っております。

 

とはいえ、研修の中身なんて資料をメールで送って確認すれば済みます。

会社に在籍していれば日本のどこかに転勤なんて今どき当たり前のようにあるので、若手の支援者が集まらない原因は柔軟性のないこーいうところに問題があるんだなと感じました。

 

ただこの業界は狭く、各研修会や懇親会会場で顔を合わせる機会が多いんです。

「あ、この前のあの人だ!」みたいなことがあります。

同じ支援者である以上、もめ事を起こす必要はないので、今回の決定を素直に受け入れました。

 

 

~これからの活動~

情報保障の現場に戻る、これが私が望んでいることです。

 

2015年に上京して以来、要約筆記活動に直接関わっていません。

要約筆記者指導者養成研修、全国統一要約筆記者認定試験の合格、各種イベントやその後の懇親会参加など、間接的に関わってきました。

 

上京する前に地元の方々には要約筆記には関わらないかもしれない、新しい分野に関わってみたいと話をしたことがあります。

私は進学を通じて環境が変化したとき、自分の視野を広げるために部活動を変えてきました。

中学でテニス部、高校で放送部、大学では合唱部に所属しました。

卒業後はガッツリ要約筆記に関わったので、上京すれば自然と新しいことをやるだろうと考えていました。

しかし香川県を一歩出ると、要約筆記に関わる手段が大幅に制限され、簡単には情報保障の現場に戻れないことが分かりました。

現在は全要研東京支部に所属していますが、やっぱり要約筆記の世界に戻りたいと感じています。

 

前置きが長くなりましたが・・・

香川県の要約筆記者に”ヤマホー”がいる、と他の地域の人に認知してもらいたいなと今では考えています(^ー^)

そのためにも東京で身に付けた考え方を香川県の要約筆記活動に繋げる、これが私のやるべきことだと思います。

 

なんだか偉そうなことを書いていますね~(笑)

 

あと、いくつか書いていない記事があります。

やるやる詐欺にならないように記事化していきたいと思いまーす・・・(笑)